伝える技術 ライティング ①

企業が求職者に求めている“いい”を定義

文章(面接での受け答えの内容、履歴書、職務経歴書、エントリーシートなどすべてに通じる)の良し悪しを評価する際には、「良い」という定義を明確にすることが非常に重要です。文章がゴールに近づいているかどうかを判断しないと、見た目の印象だけで左右されてしまうからです。

具体的には、企業の人事担当者が求めるものを理解し、そのニーズに応じた文章を書くことが重要です。たとえば、コンサルティング会社では専門用語や業界用語を多用することが求められるかもしれませんし、子供向けのメーカーでは優しい言葉遣いが求められるかもしれません。相手の求めるものに応じて文章を書くことが大切です。

下記のワークで徹底的に企業が求めている点を調査して、企業が求職者に求めている“いい”を定義してください。
【企業を探す技術】企業が求めている点を徹底的に調べる

そもそも伝える技術とは?

ビジネスにおいて必要な伝える力(=面接時に求められる力)とは、時間のない人事に対して可能な限り100%正確かつ迅速に情報を伝える能力です。

この力は、文章の書き方に直結し、職務経歴書や自己PRにおいて伝える技術の向上に寄与します。

文章の書き方が向上すれば、話し方の技術も向上します。

逆に言うと、文章を書けなければ話し方の技術も向上しません。

伝える技術の向上には文章の書き方の向上が欠かせない

※文章を論理的に書けないと、うまく論理的に話せません。ですので、この章では書き方の次に話し方を記しています。

私は13年間、Webメディアのディレクターおよびライターとしての経験があります。Webメディアの利点の一つは、ヒートマップやアクセス解析を使用して、読者がどの部分に興味を持ち、どこまで読んだかをデータで可視化できることです。

文章を他者に見てもらったとき、「良い」「悪い」と評価をもらっても、抽象的で曖昧で、しっくりこないことがありませんか?

デジタルであれば、文章の良し悪しが具体的な数値として評価され、理解できます(※ユーザーアンケートで定性的評価もチェックします)。

これにより、自分の文章が目的通りに達成されたかどうかを確認でき、文章力の向上に非常に役立ちました。

その経験を活かし、ライティング未経験者を数多く指導しています。
その過程で得た成果が、以下のライティングマニュアルなどのアウトプットです。

Web上では、ユーザーはすぐに離脱してしまうため、短時間で高い理解度を持たせることが求められます。迅速かつ正確に情報を伝えることが重要です。
この点が、人事に面接で伝える技術にも通じる部分が多いと考えています。

ライティングマニュアル

こちらでは、ユーザーが次に書かれる内容を理解しやすくするための配慮をしているライティングマニュアルです。

面接で結論から話すように求められるのはなぜか説明できますか?人事が次に話す内容を理解したうえで、根拠や具体例を聞いたほうが、より理解度が高まるからです。

下記は、ライティングマニュアルです。
参考までにどうぞ。
株式会社アドバンスフロー_ライティングマニュアル

ライティング技術を向上できるオススメ本

新しい文章力の教室

私自身、仕事の関係で何百冊もの文章の書き方やライティングに関する本を読んできましたが、その中で最もおすすめする本が『新しい文章力の教室』です。

多くのライティング本は、家を建てるならば、ペンキの塗り方や釘の打ち方のような技術的な部分に焦点を当てていることが多いように感じます。しかし、この本は、設計の段階からしっかりとしたやり方を教えてくれます。しかも未経験者でも分かるように、平易な言葉で説明しているため、理解しやすいです。

著者が言っていたことの一つに、「プラモデルを作る時には取り扱い説明書が必要ですよね」といった切り口があります。文章を書く際も同様に、目的やゴールを設定し、その説明書を作ってから文章を書き始めましょうという内容です。これが非常にわかりやすく、役立ちました。

この本のおかげで、設計図の段階から文章を書く手順を学び、ライティング技術を大幅に向上させることができました。

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