これまで「やりたい」「なりたい」という目標を整理し、それを具体的な行動に落とし込む段階についてお話ししました。この段階で、実際に行動するための習慣を身につけ、その目標に向かって進んでいくことができるようになるまでサポートします。

ここからは、さらに深く具体的な方法についてお話ししたいと思います。私は転職業界で20年の経験があり、そのノウハウを踏まえて、転職活動においてどう自分を企業に伝えるかという部分についてお伝えします。採用において、企業は一人の採用に数千万円、時には数億円ものコストを投資することもあります。ですから、自分という「商品」を企業にしっかりと説明することが重要です。

たとえば、800万円の車を買うと考えてみてください。多くの人にとって、それは大きな決断で、不安が伴いますよね。「本当に必要なのか」「壊れたときの対応は?」「維持費は?」と、さまざまな疑問が浮かんできます。これらの疑問が払拭され、期待に変わって初めて、購入への決意が固まります。「これでドライブに行ける」「家族との楽しい時間が増える」といった期待が、商品の魅力を支えるのです。

これを「面接」に置き換えて考えてみましょう。面接もまた、自分を「商品」としてプレゼンテーションし、企業のニーズにマッチしていることを伝えるプロセスです。私はこれまでに1000件以上の面接を立ち会ってきましたが、その経験から「一次情報」、つまり原体験に基づく具体的なエピソードを多く持つことが重要であると実感しています。こうした情報を多く持つことで、面接での成功確率は飛躍的に上がります。

このプログラムで得られるのは、単なる「ノウハウ」ではありません。あなた自身の価値を企業に正確に伝え、自分に合った職場を見つけるための「方法論」です。結果的に、ミスマッチが減り、職場での心地よさや活躍しやすさが向上します。私は、何百人もの求職者をサポートしてきましたが、これは非常に大切なポイントです。

このプログラムでは、「ブラック企業」を避けるために無理に面接を突破しようという話ではありません。本当の目標は、自分に合った企業で長期的に活躍し、居心地よく働けることです。そしてそのためには、「やりたい」「なりたい」という自分の軸が、応募先企業と重なっていることが必要です。

「なりたい」「やりたい」といった目標や、「得意・不得意」「才能」「好き・嫌い」といった部分の優先順位や必須項目が、今のあなたにはすでに整理されています。次に必要なのは、企業側の情報を深めていくことです。企業も人と同じように価値観や理念を持っており、その整理が企業理念や行動指針、求人条件、職種に表れています。

ここからは、あなたの価値観や能力と、企業の求める人物像がどのように重なっているかを見ていくプロセスが重要になります。今まで整理してきたあなたの軸と、企業が求める条件や職種に基づいた視点を一つずつ丁寧に確認し、理想的なマッチングを目指していきましょう。

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